MAPI MEDICAL AI PROMOTION INSTITUTE

Diverse Medical
AI for all.

医療AI推進機構MAPI

Who We Are

医療AIが溢れる世界を創る

私たちは、多様な医療AIが日々の臨床現場に溶け込み、それぞれの疾患や患者に合った形で存在し、医療従事者と協力して患者一人ひとりに最良のケアを提供する未来の実現を目指します。

  • 300を超える医療AIの
    創出・改善へ貢献する

  • 世界最良の医療データ
    センターを構築する

  • 持続可能な医療AI
    経済圏を確立する

Goal by 2030

How We Do

日本では質の高い医療データが豊富にありながら、世界と比較してAIの研究開発、および活用が遅れております。このような状況に対し、我々の解決策は、データ標準化、取得、加工の課題に取り組むことです。これを実現するために、我々は医療データ提供者のネットワークを拡大し、スムーズなデータ転送を支援し、データ処理および規制承認に関するサポートを提供しています。さらに、海外の先進的な医療AI技術を導入し、医療データの効果的な使用を推進することで、患者ケアと医療効率の向上を図っています。

現状の課題

日本には大量の良質データが存在しているが、AIの活用が進んでいない。

要因

データの提供側、取得側、共に大きなハードルが存在している。

  • 提供側の要因
    (医療機関 など)

    ・データ提供のノウハウ・リソースの不足
    ・医療データの標準化や整合性の問題
    ・医療データの有効活用に向けたサポートの不足

  • 取得側の要因
    (医療AI開発企業 など)

    ・適切なデータの特定と取得の困難さ
    ・開発のためのデータ加工(アノテーション、品質調整)のハードル
    ・開発後の薬事申請や市場導入のハードル

解決策

データの提供側、取得側の双方をサポートし、データの利活用を促進する。

  • データの流通の促進

    ・多くの学会、医療機関との関係を構築し、提供側を増やす
    ・提供側にはデータ提供のノウハウを提供し、円滑なデータ提供をサポート
    ・データ提供側への利用料の支払いや医療AIの導入支援

  • データの利活用の促進

    ・開発に必要なデータの明確化、データ加工(アノテーション)のサポート
    ・薬事取得、販売など事業化のサポート
    ・グローバルで競争優位があるAIの研究開発、および導入をサポートする。

Use Cases

今後目指すもの

将来的には、次世代医療基盤法の認定事業者となり、さらなるデータの流通・利活用の促進を目指します。

医療画像を軸に、医療AI創出の全過程をサポート

  • 医療画像に特化

    医療画像特化した深い知識・データを持つことにより、提供側・活用側双方にとっての価値あるデータ活用を推進する。

  • 多様な専門家が在籍

    医療AIの研究開発、製品開発、法規制対応、販売保守など、あらゆる専門家が在籍し、ワンストップでサポート。

  • 一貫したサービス

    データの収集から提供までを一社で行うことで、迅速かつスムーズなサービスを実現する。

Flow of data provision

  1. 初回打ち合わせ

    提供内容、提供手順、契約形態、などについて打ち合わせを行います。

  2. 倫理審査の承認

    倫理審査書類(研究計画書など)を作成し、倫理審査の承認を取得します。

  3. 提供契約書の締結

    データ提供に向けて必要な契約書の締結を行います。

  4. データの抽出・提供

    データを抽出し、弊社に提供いただきます。

  5. データの加工・お支払

    提供頂いたデータは弊社にて加工し、契約に基づき提供料をお支払いします。

Board

  • 島原 佑基

    島原 佑基 Yuki Shimahara, Ph.D. 機構長

    東京大学新領域創成科学研究科博士課程修了(生命科学)。2014年エルピクセル株式会社創業。代表取締役として医療・創薬分野の画像解析AI事業に従事。現在はファウンダーとして日本画像医療システム工業会常任理事、厚生労働科学研究費事業(2021~23年度)にてデータ加工ガイドライン作成に従事。高知大学大学院、北海道大学、東京医科歯科大学等で非常勤講師を務めるなど、医療AI教育にも取り組む。

  • 川邊 翔

    川邊 翔 Sho Kawabe, MBA Director

    ミシガン大学経営大学院経営学修士(MBA)、薬剤師。国内の医療機器メーカーの薬事部門にて薬事申請、保険申請、国内外の査察対応に従事。その後、エルピクセル株式会社を初め複数の医療系AIスタートアップにて、プロジェクトマネジメント、海外事業開発、薬事・品質管理などの業務に従事。

  • 百武 裕昭

    百武 裕昭 Hiroaki Hyakutake Director

    群馬大学工学部生物化学工学科卒。国内・外資系医療機器メーカー、医療機器輸入商社にて医療機器の承認/認証申請、治験業務、保険申請などの薬事全般業に従事。エルピクセル株式会社では、プログラム医療機器の薬事申請業務およびISO13485認証取得・維持業務を担当し、その後も多くの医療機器の薬事業務を支援。

  • 井手 武

    井手 武 Takeshi Ide, M.D.,MPD,Ph.D Director

    大阪大学医学部卒(医師)大阪大学大学院医学系研究科卒(医学博士)米国(Bascom Palmer Eye Institute, University of Miami)留学、南青山アイクリニック副院長を経て、事業構想大学院大学事業構想研究科(事業構想修士)を卒業後、東京ビジョンアイクリニック阿佐ケ谷を開設。クリニック院長と並行して株式会社NYAUWを設立し開業医の視点からのクリニックの課題解決に向けた活動も行う。

  • 近藤 佑亮

    近藤 佑亮 Yusuke Kondo Director

    東京大学大学院情報理工学系研究科修士課程修了(情報理工学)。Computer Vision、Machine Learning、Multimedia の研究に従事。同研究科の社会人博士課程に所属。2019年より、AIを活用した医療機器プログラムの開発に従事。IPA 未踏アドバンスト採択者、総務省異能β、東京大学ジャパンバイオデザイン第7期フェロー。IEC 国際エキスパート(TC 62, PT 63521)。

  • 植田 大樹

    植田 大樹 Daiju Ueda, M.D., Ph.D Director

    大阪公立大学大学院医学研究科人工知能学の准教授で学術担当。臨床医として画像診断、研究医としてAIが専門。国内外の大学、企業との医療AIプロジェクトで、アカデミア側のカウンターパートとして従事。

  • 澤 則夫

    澤 則夫 Norio Sawa Director

    東海大学工学部電子工学科卒業。日本電子計算株式会社にて、20年に渡り金融・証券・自治体・一般企業向けデータセンターの運営責任者に従事。その間、FISC対応、ISMS他、数々のISO認証取得。現在はITコンサル会社を立ち上げ、多数企業の情報セキュリティコンサルやITコンサルを実施。

  • 菊地 智博

    菊地 智博 Tomohiro Kikuchi, M.D., Ph.D Director

    新潟大学医学部卒(医師)、放射線診断専門医、医学博士(自治医科大学)、公衆衛生学修士(東京大学)。現在は自治医科大学データサイエンスセンターで講師として医療AI研究に従事。臨床医、研究者、公衆衛生学的な視点から日本でのAI普及に注力している。

  • 酒井 穣

    酒井 穣 Joe Sakai, MBA Outer Director

    慶應義塾大学理工学部卒、オランダTIAS School for Business and Society経営学修士号(MBA)首席取得。リクシス創業者・取締役、元・新潟薬科大学生命科学部生命産業創造学科・客員教授、NPOカタリバ理事、プロ野球選手会・顧問。

  • 加藤 直子

    加藤 直子 Naoko Kato, M.D., Ph.D., M.B.A. Outer Director

    金沢大学医学部卒(医師)、金沢大学大学院医学系外科学卒(医学博士)、ドイツErlangen-Nürnberg大学眼科留学、日本大学武蔵小杉病院、防衛医科大学病院、埼玉医大病院を経て、現在は南青山アイクリニック、慶應義塾大学病院(非常勤講師)、東京歯科大学市川総合病院(非常勤講師)、横浜市立大学医学部(客員准教授)、東海大学医学部(客員准教授)などを兼任し、眼科診療・研究・後進の教育に従事。グロービス経営大学院卒(経営学修士)。

  • 関口 すみれ子

    関口 すみれ子 Sekiguchi Sumireko, M.D., M.B.A. Outer Director

    1993年東北大学医学部卒業。宮城厚生協会・坂総合病院に入職、初期研修・後期研修を終了後、東北大学・神経内科学教室での研修を経て2000年4月宮城厚生協会・泉病院に帰任。現在、泉病院副院長・神経内科科長。日本神経学会専門医・指導医、日本プライマリケア連合学会認定医・指導医、経営学修士(MBA)。

  • 神山 晃男

    神山 晃男 Akio Kamiyama Auditor

    慶應義塾大学法学部政治学科卒。アドバンテッジパートナーズにてPrivate Equity業務に従事。株式会社こころみ代表取締役社長。高齢者向けサービス事業立ち上げのため株式会社こころみを設立。

Expert Commitee

  • 藤田 広志

    藤田 広志 Hiroshi Fujita, Ph.D. Expert (Medical AI)

    岐阜大学大学院修了.工学博士(名古屋大学).シカゴ大学客員研究員,岐阜大学工学部・医学部教授を経て,現在,岐阜大学特任教授/名誉教授,藤田医科大学及び滋賀医科大学客員教授.医療分野のコンピュータ支援診断(CAD)の研究開発に長年従事.医用画像情報学会名誉教授.電子情報通信学会フェロー.

  • 小林 泰之

    小林 泰之 Yasuyuki Kobayashi, M.D., Ph.D. Expert (Medical AI)

    旭川医科大学医学部医学科卒業。放射線科診断専門医。聖マリアンナ医科大学デジタルヘルス共創センター副センター長/大学院医療情報処理技術応用研究分野教授。”医療人2030”育成プロジェクト総括責任者として、医療AI等の研究教育活動に注力。

  • 瀬々 潤

    瀬々 潤 Sese Jun, Ph.D. Expert (R&D)

    東京大学大学院新領域創成科学研究科博士(科学)。株式会社ヒューマノーム研究所 代表取締役社長。東京大学助教、お茶の水女子大学・准教授、東京工業大学・准教授、産業技術総合研究所・研究チーム長を歴任。機械学習・数理統計の手法開発および生命科学の大規模データ解析を専門とする。

  • 藤田 卓仙

    藤田 卓仙 Fujita Takanori

    2006年東京大学医学部卒業、2011年東京大学大学院法学政治学研究科修了。東京財団政策研究所主任研究員。名古屋大学経済学研究科寄付講座准教授等を経て、2018年から慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室特任准教授、2023年から名古屋大学情報連携推進本部特任准教授。専門は医事法、医療政策、特に医療AIやオンライン診療も含む、医療情報の取り扱いに関する法制度や倫理。社会的活動として、内閣官房接触確認アプリに関する有識者検討会合委員、日本整形外科学会倫理委員会委員等。

  • 内田 誠

    内田 誠 Makoto Uchida Expert (Legal)

    京都大学工学部物理工学科卒業。弁護士・弁理士。岡田春夫綜合法律事務所を経てiCraft法律事務所開設。経産省「AI・データ契約ガイドライン検討会」「AI・データの利用に関する契約ガイドライン」委員、「AMEDの研究成果に係るデータの取扱い検討会」委員。スタートアップの知財戦略構築、知的財産権紛争、システム開発紛争、個人情報保護法、データ取引、AI関連法務が専門。

Advisor

  • 黒川 清

    黒川 清 Kiyoshi Kurokawa, M.D., Ph.D. Advisor

    東京大学医学部卒。UCLA医学部内科教授、東京大学医学部内科教授、東海大学医学部長、内閣府総合科学技術会議議員(03-06年)、内閣特別顧問(06-08年)、内閣官房健康・医療戦略室健康・医療戦略参与(13-19年)などを歴任。現在、世界認知症審議会委員・副議長、政策研究大学院大学・東京大学名誉教授。東海大学特別栄誉教授。

Officer

  • 水村 耕史 Koji Mizumura Corporate Officer

    神奈川大学経済学部卒。Switch税理士法人を設立後、建築・IT・美容業など各社の取締役を歴任し、事業推進や財務を担当。現在はany税理士法人代表パートナー、株式会社KEIPE取締役。税理士。

  • 仲沢 勇人 Yuto Nakazawa Legal Officer

    一橋大学法科大学院修了。ant法律事務所代表弁護士(第二東京弁護士会所属)。GVA法律事務所にてスタートアップ企業の法務支援をした後、GVA TECH株式会社にてAIプロダクト開発及びPMM職に従事。現在は主にスタートアップ法務、AI・データ法務等のリーガルアドバイスを行う。

  • 高木 康正 Yasumasa Takaki Design Officer

    制作会社やフリーランスを経て、株式会社LIVESENSE、エルピクセル株式会社、株式会社MOTAにてChief Design Officerを歴任し、取締役・デザイナーとしてブランド戦略等を牽引。

SNS

Inquiry

情報セキュリティ基本方針

 医療AI推進機構株式会社について、第一にお客様はもとより医療に関わる全ての人々の満足を得る事を目標とし、信頼・安心される会社を目指す。

行動指針

  1. 情報資産の機密性、完全性、可用性を確実に保護するために組織的、技術的に適切な対策を講じ、変化する情報技術や新たな脅威に対応する。
  2. 全業務担当者に情報セキュリティ教育の実施と方針の周知徹底をはかり、意識の高揚・維持に務める。
  3. マネジメントシステム及び、情報セキュリティに関する目的を設定し、定期的にレビューし、継続的に改善を実施し、維持する。
  4. マネジメントシステムを実行・維持・改善して行くために管理責任者に責任と権限を委譲する。

2024年5月1日
医療AI推進機構株式会社
代表取締役 島原 佑基